みなさん こんにちは!
ハナエチゼンの田植えもほぼ終わり、これからコシヒカリの田植えが始まろうとしています。
あちこちの田んぼでは、苗を植えやすくするための「代かき」作業が順調に進んでいるようです。「代かき」をするためには、トラクターによる作業が中心となります。
土を細かく砕き、土壌を滑らかにするためにも高出力の機械による対応が望ましいですし、作業効率化の為にも必需品です。
私にとっては、農業収入のバランスから見ても到底買うことはできません。ほんとに高根の花です。しかし、最新型には乗ってみたいものです。
先日、特別栽培米(コシヒカリ)の見本を食することが出来ました。
期待通りの食味でした。でんぷんの粘りも旨みもしっかりあり、それでいてご飯が口の中でもしっかりほぐれるという優れものでした。
ご飯が軟らかすぎると口の中で団子の様な塊のようになり、喉ごしが厄介なことになる場合があり、食べにくいということになってしまいます。
ただ、そのあたりについては申し分なかったのですが、若干臭いが鼻についたように思います。恐らく、コメの保管において移り香になったのでしょう。
米は生きています。息をしているから、周りの香りも吸い取ってしまいます。本当に難しいです。
美味しい米、つまりご飯になるには、アミロペクチン(つまりでんぷん量)のバランスが大切になります。これは、まさに苗の生育における様々な工程管理をしっかりすることにより、親しまれる、或いは、感動を起こす米になるのでしょう。ご飯を食す時に一粒一粒を今一度丹念に見てみてください。
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