みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
さて、5月も終え6月がやってきますね。今年の3ヶ月(6月~8月)天気予報によりますと、6~7月は雨も昨年同様しっかりと降りますが、
一方で、例年以上に暑い日が多いとのことです。あまり高温な日が続くと、体調管理も崩れますね。また、田んぼの管理も大変になります。特に 水管理をしっかりとする必要があります。
米の旨みは、どんなに有名ブランド米でも、その米の生産者が示す面倒見で食味は大きく変わると思います。
まさに気持ちが入らないまま作ったりしていると、やはりまずい米になると思います。
近所に専業農家として取り組んでいる方がおられますが、その姿勢を見ていると、その生産に対する懸命さが伝わっています。人から見ても 気持ちが見えるので、当の稲については、本当にありがたいと思っているはずです。間違いないと思います。
その生産者の作った米と他の米とを見比べると、米の大きさや腹部分の張り具合が全く違います。いかにも美味しい米だ!と確認できます。
実際食してみると、超有名ブランドの食味のように、おかずは何もいりません。ご飯だけで、十分に甘味が醸し出されています。
その米の持つポテンシャルを余すことなく、或いはそれ以上に発揮しているようにさえ思われます。
美味しい米の作り方の基本は、まず水がおいしいこと、そして何より生産者の気持ちがしっかりと伝わっていることが、本当に大事であると思われます。
この時期田んぼの苗はまだ小さな苗ですが、にも関わらず、まるで赤子をあやすように、しっかりと環境を整えているし、何より声がけを行っているようです。その人の作った米は、農協には出さず、独自の 販売先を持っているとのことですがどこも米がおいしいということで心底喜ばれているとのことです。しかも、問い合わせが、増えているとのことです。
米は、正直です。作り手の感情がいかにあるかで変わるのです。
かのイチローがこんなことを言っていました。「道具は、磨くことが大事だ」と。一流の人は、単に技が巧いのではなく、道具を物事の道理を大切にするのであると 思います。
美味い米作る、巧いプレーをする、うまいなんとかかんとかをする… 一流を目指しましょう。心を入れましょう。
ご飯を頂くときには、しっかりと気持ちを入れて食べたいと思います。
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